大変お待たせをいたしました。
記録的な猛暑が続いておりますが、皆様お変わりなくお過ごしでしょうか?
鳥取は3月に入ってからも積雪があり、4~5月は長雨が続き、農家仲間では“よく降るなぁ!” “田んぼが湿田で仕事が出来んなぁ!”が合い言葉でした。
畑の作物の不作も良く耳にしました。
我が家も、いつも沢山実らせるミカン・レモン・八朔は開花がとても少なく実もわずかしかついてなくて秋の収穫の楽しみが半減です。
長雨の影響で交配が出来なかったのでしょうか?
それぞれの蜜源の開花時期と期間中も、天候不順に振り回され採蜜のタイミングとチャンスを逃さずに努めたシーズンでした。(4月末~6月末)
努力の味をお届け致します。
【採蜜状況】
れんげ:例年以上に広範囲に咲き揃いましたが、長雨により採蜜のタイミングを失いとても残念!
アカシア:花芽が多く採蜜を期待しましたが、雨風の一夜で開花が終わった状態となりショック!
【単花蜜の状況】
トチ:天候不順で採蜜期間をしっかりとりました(2週間)
百花:トチ同様に採蜜日の見極めが難しかったです。
くり:開花していたのに蜜は出ず量もなく(木の植物は裏作です)
福蜂蜜:オリジナルブレンド百花は今年も美味しいです。今後の主力商品間違いなし!
【総評】
今年も暖冬でしたが、2月・3月に積雪があり女王蜂の産卵が止まり昨年ほど順調には働き蜂が増えず大事な時期なのにと心配でした。
その後の天候の回復で4月初旬頃には継箱(働き蜂が増え2段になる)になりました。
昨年と同じく梅・桜・レンゲは早くから咲き初め、アカシア・トチも早く採蜜の期間が重なり、単花蜂蜜の採集が大変でした。
今年は全国的に蜂蜜の生産量が少ないようだと養蜂業者間の声も聞こえてきます。